家事代行

家事代行が市場拡大傾向にあることは以前にも触れたことがあります。(※以前の記事)

経済産業省の推計によれば、2012年度に980億円だった市場は、将来的に約6,000億円に拡大するだろうという見込みであり、2018年現在においても拡大傾向にあるのは間違いないようです。
タウンページデータベースによると、家事代行業の登録件数は、2006年から2014年にかけて、およそ3倍以上、205件から619件に急増していることからも分かりますが、これも市場拡大の証左といって差し支えないでしょう。
グラフ
第37回 家事代行サービス登録件数No.1は滋賀県!【全国ランキング】より引用

家事代行業アンケート

家事代行サービスに関する調査/アンケートデータベース(MyEL)より引用
昨年平成29年のアンケートです。

■直近1年間家事代行サービス利用者は全体の約5%、男性20代では約9%。「掃除代行、ハウスクリーニング」が約3%。直近1年間利用者のうち、定期的な利用は6割強、スポット・単発利用のみは3割。

リピート率は高く、利用者のうちの6割が、何かしらの家事代行サービスを改めて依頼しています。
経産省が発表した平成26年の調査時より2ポイント増しているともいうこともできるでしょうか。ただし、サンプリングも計測方法も違いますので、単純に比較することはできないですが、それでも事業所が増加していることと合わせて考えれば、充分参考となる数値といえるでしょう。

グラフ

■家事代行サービス利用理由は、「プロに本格的にやってほしい」「自分ではできない・難しいところをやってほしい」が直近1年間利用者の各4割、「自分が苦手な家事をお願いしたい」「家事に時間がかけられない」「家事が負担・できない」が各1~2割。
■サービス選定時の重視点は、「価格」の他、「サービスの種類やプランの充実度」「料金体系のわかりやすさ」が直近1年間利用者の各3割、「スタッフの対応・技術力」「会社の信頼性」「希望日に対応」が各2割。

このような意見も鑑みて、我々のサービスにも役立たせなくてはなりません。

市場拡大の要因

増加の背景には共働き世帯の増加、単身世帯の増加、高齢者の増加といった要因が挙げられるようです。
また最近では、民泊向けの清掃で、家事代行業の需要が高まっている点にも注目しないといけません。民泊にも様々な課題があるようですが、それはさておき。宿泊者がチェックアウトした後の清掃は確かに重要です。シーツの替え、ゴミ出し。浴室、トイレといった水回りの清掃などなど。家事代行料金プランに、民泊事業者向けの清掃プランを用意している企業もあるようで、今後の動向から目が離せません。

ネガティブ要因として、家事代行を依頼することは、潜在的な抵抗感があるということがあります。
しかしここ数年、家事代行、家政婦がメインとなるTVドラマが少なくありません。また、経産省はもちろんのこと、厚労省も保険外サービスとして、積極的に家事代行業というものが見直されてきているように感じます。

諸般の状況の変化からも、家事のアウトソーシングが、一般的なライフスタイルになることも、そんなに先の話ではないでしょう。

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