介護保険の有効活用|リフォーム・タクシー|デイリーサポートそら

保険とリフォーム

介護保険には、あまり知られていない使い方がありますが、
今回、そのうちのいくつか、紹介したいと思います。

介護保険とリフォーム

「要介護1から要介護4に認定が変更された」
このように介護状況が3段階以上、大きく変化した場合、日常生活が一変することが考えられます。
今回のケースで考えられることとして、自宅のリフォームを挙げることが出来るでしょう。
介護保険では、20万円までのリフォームが認められています。
例えば

  • トイレや階段に手すりを付ける
  • 浴室扉を広くする
  • 玄関の段差をなくす

などがありますが、原則的に購入費用の1割は被保険者が負担することになります。
この辺は介護保険の使い方と同じですね。

厚労省ではこのワークフローについて、以下のようにしています

  1. ケアマネージャーに相談
  2. 書類提出(申請書・理由書・工事見積書・完成図と、担当行政庁の確認
  3. 施工 → 完成
  4. 住宅改修費の支給申請・決定

※やむを得ない事情がある場合の段階において②の段階で提出すべき申請書類等を提出することができる。
介護保険における住宅改修 (厚生労働省)

介護保険とタクシー

タクシーでも介護保険を使うことは出来ますが、無制限ではなく、当然ですが適用される場合と、適用されいない場合があります。
また、地域ごとに呼称や扱いは異なるみたいで、便宜上、介護タクシー・介護保険タクシーなどと区別されてることが多い。
タクシーで介護保険を適用するには、要介護1以上であることや、他にも、使用目的によって異なります。通院・役所・選挙のために、あるいは郵便局や銀行に行くためならOK、娯楽や観光目的ではNGといった感じです。
分からにことは、ケアマネージャーや、お近くの事業所に問い合わせるのがいいでしょう。介護タクシー・介護保険タクシーでは、車いすの方のための介助はもちろん、事業所によっては、ワゴン車などでそのまま載せることが出来ることもあるみたいです。

介護保険

介護保険適用不適用の問題点

しかし、ままならないのも介護保険。平等な制度を目指せば目指すほど、融通が利かず、柔軟な対応が出来なくなります。運用する場合には、有効な制度、便利なことだけとも限りません。
例えば介護保険タクシーの場合、家族が同乗したら、その同乗者の運賃はどうなるか?
例えば要介護2の被保険者が、晩ご飯の用意をヘルパーさんにしてもらったとき、被保険者に同居人の方がいらしたら、その料理をしてはならないのか?

これは一部の例ですが、こういった問い合わせについて、明文上の規定がない場合、保険者(担当行政庁)で対応が異なるようです。地域格差が生じるやもしれませんが、柔軟な対応が求められるのは仕方がないことでしょう。
車中の見守りを行うための同乗者についても、制度的に言及していないので仕方がない。家事の例にしても、明確に禁止されているもの(自家用車の洗車・来客者に対する給仕など)を除けば、そのほか日常生活全般について、包括的に制度化するのは不可能でしょう。

介護の現場では「このくらいは何とかならないものか?」と、歯噛みする局面も、少なくないようです。

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