コンビニの介護相談所。地域の役割と私たちにできること

介護

介護をテーマとしたニュースは、毎日のように流れてきます。もはや耳にしない日はないのでは?と思ってしまうほどです。

シニアとご家族を支援するケア(介護)拠点併設型店舗の2号店オープンローソンHPより引用

さて、ここで介護をテーマにしたコンビニ「ケアローソン」なるものが、注目を集めてきているそうです。
昨年、川口市での1号店オープンを皮切りに、2号店さいたま市、3号店、4号店が山口、福岡でと順調に展開されてきています。
介護コンビというだけに、店舗では標準的なコンビニ商品に加えて、紙おむつや経口補水液、補聴器、補聴器用の電池など、従来型とは異なる品揃えとなっているそうです。
お年寄りにも親しみやすい、昔ながらのお煎餅や和菓子が豊富で「すあま」「氷菓子」が人気だとか。
また店舗には、ケアマネージャーや専門の相談員が常駐し、日常の介護、要介護申請についてアドバイスしたり、老人ホームの紹介も行ったりしているそうです。

このように、近所に気軽に行ける施設があれば、長く問題視されているお年寄りの孤独死や、介護疲れが原因の社会問題にも、解決の糸口となるのではないでしょうか。

実際、介護の全てを行政に任せるのは、困難と言わざるを得ない。官民一丸となって取り組まなくてはならない時期が、今、目の前に迫っているのかもしれません。

介護問題

介護が原因となる事件は今に始まったことではありません。過去10年、平均して年間40件起こっているのです。

2014年11月、千葉地裁の裁判官。傍論にこうあります。
「60年以上連れ添った妻を自ら手にかけることを決断せざるを得なかった被告人の苦悩を考えれば、同情を禁じ得ない」
(※引用元サイト)
このとき担当した裁判官は「被告人の刑事責任に見合う刑罰として実刑が相応しいとはいえない」と前置きし、判決で刑の執行を猶予しています。

芸人で映画監督でもあるビートたけし氏も介護に苦しんだ一人。出演したTV番組「ビートたけしのTVタックル」でこう吐露しています。
「まぁ、こんなに悲しみのない葬式はなかった」
「身内の父親が死んでるのに、悲しんでるんじゃなくて全員がホッとしてるんだよな」

2006年の京都地裁。親族間での嘱託殺人で、執行猶予判決が初めて注目されました。
当時54歳だった被告が、認知症の母親(86歳)との生活を苦にした事件。
本来、罪の追及をするはずの検察官が、被告の献身的な介護と、その介護のために仕事が安定せず、失職等を余儀なくされ追い詰められていくさまを、時には目に涙を浮かべながら、切々と裁判官に訴えかけていく場面もあったといいます。

2006年以降、介護疲れが原因とみられる親族間での殺人に関する、公的な統計が発表されるようになったそうですが、本件と因果関係があったのかどうか、定かではありません。

私たちにできること

理念
弊社の企業理念は単なる理念ではありません。
安心して歳を取っていくことができる社会のため、現実的に寄り添っていきたいという行動指針なのです。将来に不安しかない社会で、若者だってどうやって汗しく働くことができるのか。
やりがい無くして、社会福祉は立ち行きません。
傲慢と言われるかもしれませんが、私たちに出来ることもあると信じて、日々の仕事を邁進していく所存であります。

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