介護保険法が変わる!?どうなる介護制度。

介護保険制度の改正

介護保険制度の改正!?

2018年、介護保険制度に大きなメスが入るようです。

http://news.mynavi.jp/news/2016/04/17/107/
~まいなびニュースより~

かい摘むと、要介護1~2が、介護保険の枠から部分的に外されるのではないか、ということ。

要支援とは?要介護とは?

そもそも要支援とは?要介護とは?について、簡単に触れたいと思います。

要支援1~2 介護の必要はないけど、介護が必要にならないための事前的な支援制度。保険で利用できる金額は制度中で最も少ない(5~10万円程度)。
要介護1~2 日常生活において、部分的に介護が必要。家族のサポート、地域の介護サービスを受けることが多い。保険限度額の目安は15~20万円程度。
要介護3~ 日常生活において、ほぼ全面的に介護が必要な状態。在宅介護が困難になってきて、施設介護も検討しなくてはならない。

ざっくりと区分けしてみました。
今回はこのうちの、真ん中、要介護1~2の制度改革が、確実視されています。

更に要介護は、大きく分けて二つのサービスがあります。

身体介護 入浴や食事など、日常生活を送るための介護・介助
生活援助 掃除・洗濯・料理・見守り(病院の付き添いなど)

 

さて、ここまでで分からないことはないでしょうか?
お身内、お知り合いでも、身近な方でご相談されたい場合は、お気軽にお尋ね下さい。

要介護で利用されるサービス

次に要介護1~2で一番利用されているサービスは何かというと、下のグラフの通り。
要介護で利用されるサービス
SUUMO介護より転載

このように要介護1~2では、生活援助である、掃除・洗濯・料理が、最も多いものとなっています。
ほとんどの場合、観測できる物事には、正負の側面があり、この改正でも同じことがいえるのでは、と考えています。

制度改正で考えられること

例えば、訪問介護を利用されている要介護1~2のうち、約40パーセントが調理、約20パーセントが買い物サービスを利用していますが、現在の見直し案通りに保険から外されてしまえば、多くの人がたちまち困ってしまう事態を予想することができます。
例えば、要介護者1~2の介護サービスを地域支援事業に移行させ、サービスの基準を緩和し、その価格を適正化させるとともに、利用者のコスト意識を喚起することで、介護保険料も抑制する。更には、事業者の競争を促すことで、市場の促進と健全化を図ることも目論む。

このように尤もらしく言ってはみたものの、当然のように、限りある財源を湯水のように使うことはできない、という本質的な理由もあるでしょう。不適正な保険制度の運営であれば、そのまま国庫に負担をかけてしまうのは当然のこと。
赤字国債発行額1000兆円(2016年現在)。他国に債務はほとんどなく、日本が債権世界一の国であったとしても、やはりこの数字が健全と言えません。
国家の黒字化に意味はないとは思うけれど、それでも次の世代に、このままバトンを渡す訳にはいかないのです。

介護・福祉の記事

TOP