リハビリ成功のために家族が協力できることとは?

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ご家族に脳卒中で倒れた高齢の方などがいる場合、自宅でのリハビリが必要になることがあります。
自宅でのリハビリを成功させるには、家族による協力が非常に重要です。

家族がリハビリに協力しようとするとき、どのようなことに注意してどのような形で協力すれば良いのでしょうか?
今回は、家族の自宅でのリハビリに協力する方法をご紹介します。

患者の主体性を尊重する

患者の家族が、自宅でのリハビリに協力しようとするときには、患者の主体性を尊重することが大切です。
リハビリ中の家族は基本的に体が不自由なことが多く、周囲から見るとハラハラして、できるだけ手助けしてあげたくなってしまいますね。
しかし周囲が過剰に介助しすぎると、患者は自分で動くことが出来なくなり、リハビリ効果が半減してしまいます。

リハビリは運動能力を回復させるためのものなので、ある程度、出来ることは可能な限り患者自らが主体的に動くことが必要です。
不自由な家族の様子を見ていると「手伝ってあげたい」と思う気持ちが起こるのは普通ですが、その気持ちをぐっと抑えてできるだけ患者の主体性を尊重し、患者ができることは自分でしてもらうという姿勢が大切です。
このように患者の主体性を尊重することが、むしろ患者の回復に役立ちます。

患者の前向きな気持ちを引き出す

患者の自宅でのリハビリを成功させるには、家族がその患者の前向きな気持ちを引き出すことが大切です。
体が不自由になりリハビリが必要になる状況になると、人はただでさえ気分が落ち込みやすく、うつ病などになってしまう人も多くいます。このような状況ではリハビリを前向きに進めることなど、とうてい出来ません。リハビリを成功させるためには、患者が前向きな気持であることは最低条件なのです。
そのためには、患者の気持ちが前向きになるような配慮をする必要があります。

たとえば「病人扱い」するのではなく、「患者に何か役割を与えて、家族が患者に頼る姿勢を見せる
などのことも一つの有効な手段になります。
人間は他者から頼られると「自分がしっかりしなければ」と感じ、前向きな気持ちになることが出来ます。

過ごしやすい環境を用意する

自宅でのリハビリを成功させるためには、患者が過ごしやすい環境を作ることが大切です。
そのためには、最低限家の中は掃除をして整理整頓しておきましょう。
患者が使用しやすい手すりなどもきれいに拭いておいたり、患者が動きやすいように廊下や通路をきれいに片付けておくなどするのも良いでしょう。
家族のリハビリを成功させるためには、患者が気持ちよくリハビリ出来る環境を用意することがポイントです。

介護のプロの手を借りる

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リハビリにはリハビリ訓練が必要です。
それぞれの訓練の意味や見通しについて患者にわかりやすく説明する必要がありますし、訓練内容も適切な難易度の課題を設定しなければなりません。
このような対処は素人では困難ですから、家族に出来ない部分については理学療法士などの介護のプロに相談するとよいでしょう。

家族のリハビリをバックアップするには、可能な限り本人にやらせる姿勢と、どこまで可能かを見極める知識が必要です。少しでも疑問や不安をもったら理学療法士に相談するようにしましょう。効果的なリハビリを行い、いち早い復帰を目指して前向きになることが大切です。

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