安全に在宅介護を行うための3つの注意点

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高齢者の私生活をサポートする在宅介護をスムーズに行っていくには、ケガやトラブルを防止するために注意すべき点を理解しておくことが大事です。
今回は介護をする側もされる側も安全に生活していくための、基礎的な3つの注意点についてご紹介したいと思います。

【1】完璧な介護を目指す必要はない

介護をする際に、介護者が望むようなサポートを完璧にしてあげたいと思うことがあるかと思います。
ましてやそれが家族であれば余計にそう思ってしまうことでしょう。

しかし「完璧」を求めて頑張り過ぎると、自分も疲れてしまいます。
もともとあなた自身が介護のプロではないわけですから、そんな風に完璧を求める必要もないのです。

特に最初は分からないことだらけでしょうから、介護を始めたての頃はお互いに不満だらけになるかもしれません。
そんな場合は介護のプロや、介護を経験したことのある知人に相談するなどしてアドバイスをもらうようにすると、徐々に介護力もアップして相手も満足してくれるはずです。

【2】介護を受ける側に立って、相手の気持ちを考えてみる

今まで出来ていたことが出来なくなってしまったり、何をしようとしていたのか忘れてしまったりと、今の状態を一番辛く感じているのは介護者本人なのです。
そのため介護者に対して「ダメ!」とか「○○はしないで」といった否定するような言葉をかけることは厳禁です。

特に排泄に関することで何か言うと、相手の自尊心を傷つけてしまうことになるので、充分に配慮しなければいけません。
もし介護者がトイレ以外で漏らしてしまった場合でも、何もなかったかのように振る舞うようにしましょう。

【3】食事は介護者が食べやすいものを提供しよう

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お年寄りは食べ物を噛む力や飲み込む力が衰えています。
よくお正月のニュースで、お年寄りがお餅をのどに詰まらせて亡くなるという話がありますが、その多くは飲み込む力の衰えが原因となっています。
そのため介護者に料理を食べさせる場合は、噛みにくい物は細かく切ってあげたりするようにしましょう。

特に注意したいのがこんにゃくなどの弾力性のある食べ物や、海苔などの薄いヒラヒラした食べ物です。
そのまま食べさせるとそれがのどにひっついたり詰まってしまったりすることがあるので、それを防止するために細かく切り、ご飯に混ぜたりなどして食べさせるようにしましょう。
赤ちゃんの離乳食を想像しながら調理すると良いかもしれません。

在宅介護をしていく上で大事なのは、常に介護者の気持ちになって接していくことです。
先ほどもお伝えしましたが、頑張り過ぎなくていいので介護者の最低限の安全を守れるように注意しながら、余裕を持って在宅介護をしていきましょう。

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